ITツールで自社の業績向上と千葉北の活性化につなげる~ 身近なSNS、LINE、Googleを「業績向上の武器」にする方法 ~

IT経営革新委員会 委員長

酒井 健児
Physio-studioプラスワン 代表
・リハビリ整体
・オーダーメイドインソール
・動画コンテンツ制作、販売
・HP制作

2012年:SA修了
2019年:SC、347PSV修了

ITツールの活用なくして、生き残れない時代になったことをご存知ですか?

2020年になってすぐ、世界中に新型コロナウィルスが広がり、多くの人々がウィルス感染を恐れ、政府からの行動自粛要請をきっかけに、消費者行動が大きく変化しました。パソコン・スマホの活用による「キャッシュレス決済、通販、デリバリー」の需要が爆発的に増えたり、在宅テレワークやリモート会議、オンライン授業など、新しい働き方・学び方が誕生しました。この度のウィルス騒動で、ITツールの活用を余儀なくされたと言っても過言ではないでしょう。

しかし、「ITって難しくて分からない、苦手だ」「ITツールを導入しようと思うけど、何をしたら良いか分からない」と悩む経営者は少なくないでしょう。

そこで、当委員会では、多くの人が普段からよく利用しているLINEやSNS、Googleオフィスツールを中心に、自社の業務にすぐ活かせる知識・ノウハウを共に学び、業績向上へつなげます。また、委員会活動でも導入・活用して、会員満足度の向上や新規入会者の増員、会全体の活性化につなげます。

1)活動方針 「ITスキルを学び、実践し、成果を創る!」

コロナ禍でも業績をあげている企業の多くは、DRM(Direct Response Marketing)というマーケティング手法にITツールを掛け合わせて用いていると言われています。DRMは①集客(見込み客を集める)、②教育(見込み客と信頼関係を築く)、③販売(販売して顧客になってもらう)の3つのステップで構成されています。

具体的には、❶Web集客(ホームページやブログなどで情報発信して見込客を集める)、❷顧客教育(LINEやメール、SNSでさらなる情報発信により、自社の商品・サービスの必要性や根拠を伝える)、❸販売・成約(自社の商品・サービスを利用してもらい、顧客満足度を高める)という構成です。

そこで当委員会は、委員会活動を「DRMの実験・訓練の場」と捉え、自社のホームページなどによる情報発信の閲覧回数を高めたり、情報の質を高めて閲覧時間を高めたり、商品・サービスの成約率を高めるための、パソコン教室のようなワークショップ型の勉強会を開催します。

2)活動内容

(1)IT ツールを学び、体験する勉強会(ITツール・ワンポイントセミナー)の開催

自社のWeb集客のためのHPやSNSによる情報配信やその運用と管理方法、またその内容を決めるための社内コミュニケーションに役立つITツールを学び、体験する勉強会(ITツール・ワンポイントセミナー)を年間5回開催します。また委員会活動も同様に、千葉北経営研究会のこれまでの実績を振り返り、会員企業に役立つ情報発信とは何かを考え、ITリテラシーを高めるきっかけになるような情報を発信し、会全体の存在価値や付加価値を高め、会員満足度と新入会員増大につなげます。

(2)IT ツールを用いた、例会運営サポートと千葉北活性化

ツールを用いて、千葉北各会員の前向きな意見が出やすく、委員会内で活発な意見交換ができるようにサポートします。また、出欠確認など他委員会との連携も取りやすくして、例会運営の効率化を図ります。その他、公式HPやSNSをリニューアル、LPとLINEを新規作成して、例会などの活動状況に関する情報を毎月2回以上発信し、入会見込み者・例会オブB参加者
のリストを増やします。得られたリストへのさらなる情報発信により、新規入会者を増やします。目標は、月間PV数1000(前年比141%)、LINE登録:100名、例会オブB数:月間平均5名、新規入会者:年間5名を目指します。

(3)ITツール導入による業績向上の成果発表形式の例会を開催

ITツール導入による業績向上の成果発表形式の例会を、委員会メンバー中心に開催します。委員会活動を自社の業績向上につなげられたことを実感できる例会にします。