2020年度 経営理念委員会 事業計画
委員長 奈良かおり
研究テーマなぜ経営理念が必要なのか?
~創業の精神を深め、経営理念の機能と役割を知る~

あなたの会社に経営理念はありますか。
「何のために事業を始めたのか?」「何のために会社を経営しているのか?」自分が起業した最初の決意を、深く考えると自ずと理念が生まれてきます。経営理念とは、「起業」の志を言葉にしたものです。ただ単に美しい、耳当たりのいい言葉だけを並べているだけではなく、本当に自分の心に響くものであれば、そこからは自分の会社が向かうべきビジョンが明確になります。我が社はこんな理念で経営しています、とお客さん、取引先の企業さん、銀行の人にも胸を張って説明できるもの、社員さん全員が誇れるものなのです。経営への念いを見つめなおし、一緒に学ぶ機会にしましょう。

1) 活動方針「経営理念が持つ法則を知る」

経営理念がしっかりと確立できれば、そこからはビジョンも戦略も明確になります。5年後、10年後に自分たちの会社をこうしていきたい、と思うことで、日々の仕事の位置づけもでき、何よりも働くうえでの使命感が生まれます。経営理念を『共有』することで、社長と社員さん全員が結ばれるようになるのです。社員さんと触れ合うことで個性がみえ、その個性に光を当てようとすることが、自社の特性を際立たせることにつながるのです。これらの法則を事例を通して学んでいきます。
この経営理念の『共有』を深めるために、朝礼で唱和するといった活動を通して、会長方針のとおり「理念と経営・共に学ぶ会」、「13の徳目朝礼」の社内導入率100%を目指します。

2) 活動内容

(1)講師例会の開催
理念経営を実践し、業績を挙げられている企業さまを招き、理念への理解を深めます。また、経営理念がない企業さんは、どの様な考え方で作ればよいのか、経営理念はあるけど、活用方法がわからない企業さんは、具体的な方法を学ぶ例会を開催します。

(2)勉強会及びベンチマークの開催
社員さん、幹部さんと共に、一流企業から理念構造を学び、自社の目指す理想像を勉強会を通して、再度確認していきます。経営研究会の仲間企業さんを訪問し、身近な成功事例を体験します。
経営は一人ではできません、経営者、幹部さん、社員さんのベクトルを合わせ経営理念への念いを深めていきましょう。